出張ワークショップ「塗香」編

<東京教室>

ご訪問頂きありがとうございます。

ご供養から趣味のお香まで幅広くお伝えする

ちいさな香房なごみ東京教室 香司 草崎浩子です。

 

大変ご無沙汰しております!

私事で大変恐縮ですが、先月「孫」が誕生いたしまして10月いっぱいお休みをいただいていました。

その後もなんだかんだとバタついていて、ようやくこちらも更新できました。

本来ならば前もってお休みをいただくことをご案内しなければならなかったのですが、予定日よりだいぶ早い出産💦

バタバタしてしまいご報告等が遅くなってしまいました。

今月に入ってから、ようやく落ち着きを取り戻しております。

 

なごみとしての活動も後手後手になっておりましたが、昨日は出張講座に行ってまいりました!

蒲田にあります<ひつじや呉服店>様にて、顧客様向けのワークショップでした。

今回は「清めのお香・和の香水 塗香つくりワークショップ」

8名の方にご参加いただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

塗香・・・ご参加の方も「初めて知りました」とのお言葉が多かったです。

あまり聞きなれないと思いますが、「塗香」と書いて「ずこう」と読みます。

粉末状の香原料を調合し、火を使わないお香の一種。

本来、仏教においては穢れを取り除き、心身を清めるために使用されます。

天然香原料を使っているため、優しくほのかに香ります。

そのため最近ではキツイ香水の香りが苦手な方、自然・天然志向の方、日本文化に惹かれる方などが香水変わりとして使用するなど、人気の高いお香アイテムとなっています。

有名な芸能人の方も愛用されているそうです。

 

そんな塗香つくりワークショップ。

「この香りが好き」「これが使ってみたい」とパッと決めて調合する方。

「苦手な香り」「これはどうなの?」とあれこれ迷われて調合する方。

皆さんの香りを確認しつつ、アドバイスさせていただきながら進めました。

苦手だと思っていたけど他のものと合わせると思いのほかいい香りになったり、ほんの少し違う香原料を足したら全体的に香りが膨らんだり。

また、他の方と香りを確認しあい、相談したりと、調合しながら香りの変化を楽しんでいただけたご様子。

出来上がった香りはどれもこれも「いい香り!」

しかもそれぞれ違った個性が出ていて、私も「なるほど。こうするとこんな香りになるのか!」と新たな発見と気づきをいただきました(*^-^*)

出来上がった塗香はボトルに入れるのですが、今回は呉服店様での開催。

ということで、仕上げのラベルシールを江戸小紋に使用される柄にしてみました。

左から鮫小紋・あられ・勝虫(とんぼ)・松葉・花に源氏香の5種類。

出来上がったボトルはこんな感じ⇩です。

可愛く素敵な香りに仕上がった塗香たち。

それぞれがご参加の方たちのもとで、ほんの少しでもお役に立てたり、癒しとなってくれることを祈って・・・

ご参加の皆さま、本当にありがとうございました!

そして、ひつじや呉服店の皆さまにも、温かく見守っていただき、大変感謝しております。

有意義で楽しいワークショップでした(^^♪