<東京教室>

ご訪問ありがとうございます。

ご供養から趣味のお香まで幅広くお伝えする

ちいさな香房なごみ東京教室 香司 草崎浩子です。

 

 

昨日、7月7日はご存知七夕でした🎋

 

そして季節は「小暑」

この日から暑中に入り、暑中見舞いには時候の挨拶にも使われます。

夏支度をする時期でもあるんですよ🍉

 

 

そして前回のブログでもご紹介した<蚊遣香~カヤリコウ~>についてのお話しです。

 

蚊遣香とは?

 

現在、蚊取り線香など、多くの蚊よけ商品がありますね。

・蚊取り線香タイプ

・電子式液体タイプ

・マットタイプ

・スプレータイプ   などなど・・・

 

 

これらの便利な物がない時代。

どうやって蚊よけをしていたのでしょう?

 

それは「蚊遣り火」と呼ばれる習慣になります。

※渓斎英泉 富世夏けしき 蚊遣り

 

よもぎの葉・かや(榧)の木・杉や松の青葉などを火にくべて、いぶした煙で蚊を追い払う習慣です。

蚊が煙を嫌うことを利用した方法なんですね。

 

絵を見ると、かなり煙が出ているようですが、夏といえばこれ!というほどの夏の風物詩でした。

浮世絵にも描かれたり、短歌や物語の中にもよく出てきます。

 

これはこれで大変風情がありますが、現代の生活で取り入れるにはちょっと難しいですね💦

 

蚊取り線香について

 

そして1980年・明治23年に世界初となる棒状の蚊取り線香「金鳥香」が作られました。

これを作ったのは誰もがご存知のあの会社。

「金鳥」の商標で知られる「大日本除虫菊(正式な会社名です)」の創業者 上山 英一郎氏です。

 

上山英一郎氏は家業の密柑園を手伝っていて、密柑を輸出しようとしていました。

同じ頃、アメリカで密柑を販売しようとしていた会社の社長と出会います。

 

そして上山英一郎氏は密柑の苗を提供。

そのお礼として「除虫菊」の種子を譲りうけたことがきっかけでした。

この「除虫菊」はクロアチア産で、もともとは鑑賞用でしたが「除虫菊」を捨てた場所だけ蚊が大量に死んでいることを発見。

 

「除虫菊」に含まれるピレトリンという成分に殺虫効果があることもわかりました。

 

当時は「除虫菊」を粉末にして蚤取粉として使われていましたが、日本人が古くから悩まされていた蚊を駆除できないかと考え、蚊遣り火に着目。

 

最初は粉末を火鉢などの火種の近くで燃やしてみたりしましたが、煙りも多いし、夏に火鉢・・・🥵

普及することはありませんでした。

 

その後、線香にヒントを得て世界初の蚊取り線香が誕生しました!

 

しかし、燃える時間も短い上、何本も焚かなければいけませんでした。

さらに線香が倒れて火事になるなど、多くの問題も発生。

試行錯誤の日々が続きます。

 

ある日、庭でとぐろを巻いているヘビを見つけた奥様が一言!

 

「渦巻きにしてみたら?」

 

これがヒントとなり、現在の渦巻き状の蚊取り線香になったのだそうです。

内助の功がロングセラーを生み出したんですね。

 

なごみ講座の「蚊遣香」は除虫菊と白檀や龍脳などの天然香原料を調合して作る蚊取り線香となります。

せっかくお香を使って作るのですから、香りも楽しめるようにしています。

 

7月の講座日程は下記の通り。

 

【東京教室日程】           

7/15(水) 13:00~ 7/19(日) 13:00~

【大阪教室日程】

7/21(火) 13:00~ 7/31(金) 13:00~

 

9月頃まで開講予定ですので、8月以降の日程は決まり次第お知らせいたします。

また日程についてはリクエストも承りますので、お気軽にご相談ください(*^-^*)