< 大阪教室 >

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生活にお香を取り入れた豊かな生活をご提案。
ちいさな香房からお伝えする 香司の桑村和子です。

 

前回、東京教室の草崎先生が「日本の暮らしあれこれ①端午の節句」について詳しく書いてくださいました。

 

そこで、今回は端午の節句に欠かせない植物「菖蒲」についてまとめていきたいと思います。

 

菖蒲

 

菖蒲は、日本各地の湿地に自生するサトイモ科の多年草。

縁起の良い植物として、無病息災を願い、端午の節句に用いられました。

 

菖蒲を浸したお酒を飲んだり、菖蒲湯に入ることは皆さんも良く知っているかと思います。

 

では、なぜ端午の節句に菖蒲を用いる様になったのでしょうか?

 

諸説あるようですが、よく知られているは「食わず女房」「蛇婿入り」という日本に古く伝わる昔話にあるようです。

 

どちらのお話にも魔を退ける植物として菖蒲が登場しています。

 

これにちなんで、端午の節句に病や魔を退けるために使われるようになったとされるようです。

 

平安時代に描かれた「源氏物語」「枕草子」にも菖蒲を用いた端午の節句の様子が描かれているので、興味をある方は一度それぞれのお話を読んでみるのも面白いと思いますよ。

 

菖蒲の薬効

 

菖蒲の主要成分はアサロンやオイゲノールなどの精油成分です。

 

効果としては・・・

  • 血行促進
  • 神経痛
  • リウマチ
  • 身体を温めることで免疫アップ
  • 身体の痛みを取る

などがあります。

 

魔除け効果はともかく、病除けとしては理にかなっていますね(^^)

 

GW頃にスーパーなどでみかける「葉菖蒲」をそのまま浴槽に浮かべても良いのですが、葉を刻み、煮出して煎剤にしたものを浴槽に入れる方が薬効は高まります。

 

菖蒲の本来の薬効を最大限利用したいのであれば、漢方で知られる「菖蒲根」を購入し、煮出した煮汁を湯舟に入れて入る方がより効果があります。

 

お好みの方法で端午の節句を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

ただ、どの方法でもまれにアレルギーを引き起こすことがあるので、肌に刺激を感じたらすぐに湯舟から出て、水などで成分を洗い流して下さいね。

 

特にお子さんや年配の方など、肌の弱い方は要注意です!