ご訪問ありがとうございます。
東京教室 草崎です。
いよいよ全国に「緊急事態宣言」が発令されました。
テレビや新聞など、毎日コロナウイルスに関する情報が続いています。
さらに外出自粛も続き、皆さんお疲れではないでしょうか?
大変な中ですが、少しでもお家で楽しく過ごせるよう工夫していきたいものですね(^-^)
話しは変わりますが、我が家の窓から見事な桜の木が見えるんです。
今は散ってしまいましたが、家に長くいるので、ベランダに出て、外の新鮮な空気を吸い、見事な桜の木を愛でてリラックス&リフレッシュしたりしていました。
桜の時期は過ぎても、今の季節たくさんの花が咲き誇っていますね。
その中で今日は杏(アンズ/アプリコット)の花について・・・
桜の花に似ていますね~🌺
この杏にまつわる言葉がいくつかあります。
今日もこれからお天気が下り坂ですが、この杏の花が咲く頃に降る雨を「杏花雨~キョウカウ~」と言います。
やわらかく静かに降る雨のこと。風情のある名前です☂
また、杏の林という意味の「杏林~キョウリン~」
実はお医者様の美称としての意味もあります。
大学や製薬会社にも使われていますね。
その由来は中国の三国時代、呉に董奉~トウホウ~という名医がいたそうです。
彼は治療代は取らず、治った人には杏の木を植えさせました。
その結果、数年で立派な杏の林が出来たということです。
この故事からお医者様のことを「杏林」とういうようになったのだそう。
命に直接関わる仕事の責任の重さははかり知れません。
過ちを咎めたり、責任を追及したりすることも大切かもしれません。
でも、人が誠心誠意がんばって仕事をしようと思うのは、責められた時ではなく感謝された時です。
これはどんな職業の人にも当てはまる事です。
今、新型コロナウイルスと懸命に戦ってくれている医療従事者の方々。
スーパーやホームセンターなど、私たちの生活を支えてくださる多くの方々。
その人たちは目に見えない「杏林」なのではないでしょうか?
何もできない私ですが、心からの感謝とエールを送りたいと思います。